赤ちゃんの便秘とりんご


赤ちゃんの便秘解消


子供の頃、お腹をこわすとお母さんがリンゴをすりおろして食べさせてくれたという思い出をお持ちの方は多いと思います。

これは、リンゴに含まれるペクチンには高い整腸作用があるからです。
そのためか赤ちゃん便秘の時にリンゴは与えると、
ウンチが固くなってしまうので与えないほうが良いと言われています。

一方でリンゴは整腸作用があるから、便秘解消にも効果があるという意見もありますね。
いったいどちらが正しいのでしょうか?
育児書などで調べてみると、下痢のときはリンゴ、便秘のときは柑橘系、
と書いてある場合が多いです。
ネットの口コミを見てみるとリンゴやリンゴジュースを摂取すると、
とたんにウンチカチカチといった書き込みもあります。
これらを見ると、リンゴは便秘には良くないと思われます。

お医者さんに聞いてみました


赤ちゃんの便秘

私はお医者さんに聞いてみました。
お医者さん曰く、便秘の原因にもいろいろあり、
食物繊維など便の元となるものの摂取が少なすぎて、
便があまり作られず便の出ない日が続くケース。

これを便秘と言っていいのかは置いておいて、
この場合は食物繊維の豊富な食品を摂取すれば、便が出るというのも当然です。

また正反対のケースになりますが、
水分が少なく、食物繊維が多すぎて便が硬くなりすぎてしまい詰まってしまうケース。
この場合は食物繊維をとることは、
便秘解消のためにはならないばかりか、かえって悪化させてしまいます。

リンゴに含まれるペクチンという水溶性繊維は腸内の環境を整えますので、
腸内でなかなか便が形成されず排出まで至らない場合は、
腸内の水分を吸収し便を固め排出を促します。

また下痢の場合はペクチンがゼリー状となって、
腸壁を保護し、腸の働きを正常に導きます。
ですから、リンゴは便秘、下痢両方に効くとお医者さんは仰っていました。
私たちママは素人ですからなぜ赤ちゃんが便秘なのか原因はわかりませんので、
赤ちゃんが便秘の時にはリンゴは控えて、
あげるのなら柑橘類の果汁から試してみるのが良いと思います。