赤ちゃんの便秘とオリゴ糖


赤ちゃんの便秘解消


本来乳児は便秘とは無縁なはずだそうです。
なぜかというと乳児のお腹の腸内細菌は約90%が善玉菌という状態でとても優秀だからです。
これだけの善玉菌がいれば便秘とは無縁なのは納得してしまいます。
便秘の赤ちゃんは何かしらの原因で腸内環境に変化がおきてしまうのでしょう。
そんなときに有効なのがオリゴ糖です。
オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサになり善玉菌を増やしてしてくれるので赤ちゃんの便秘解消に効果的と言われています。

オリゴ糖の利点


赤ちゃんの便秘

赤ちゃんに限らず人の腸内には、善玉菌と悪玉菌が縄張り争いをしています。
腸内が悪玉菌優勢に傾くと便秘になると言われています。
オリゴ糖は善玉菌のエサになり善玉菌を増やす働きをしてくれるのですが、
オリゴ糖の利点とはどんなものでしょうか?
■消化されずに腸内に届いて善玉菌のエサになる
■血糖値を上げにくい
■低カロリー

オリゴ糖は便秘薬ではなく食品なので、薬などと違い副作用の心配はなく、赤ちゃんが口にしても問題ありません。

大切なのはオリゴ糖の含有量

スーパーなどで市販されているオリゴ糖の多くはシロップ状の甘い液体の甘味料で、
オリゴ糖の含有量は30%程度のものが多いです。
甘味料としてのイメージが強いオリゴ糖ですが、
成分がほぼ100%のオリゴ糖というのもあります。

ちらは砂糖の5分の1程度の甘さしかなく、オリゴ糖本来が持つ“ほんのり甘い味”です。
これならば赤ちゃんにも与える事ができるので、
ミルクや白湯、離乳食に混ぜてあげるとよいでしょう。