赤ちゃんの便秘と果汁


赤ちゃんの便秘解消


赤ちゃんの月齢が6ヶ月位になると離乳食が始まりますが、
同時にこの頃に便秘になる赤ちゃんが急増します。
この頃の赤ちゃんの便秘解消におすすめなのが果汁です。
果汁の中でも特に便秘解消に効果のあるのは、
みかんやオレンジなどの柑橘系の果汁と言われています。
柑橘類の果物にはウンチやわらかくしたり、
腸内の善玉菌を活性化させて腸の働きを活発にする作用があると言われています。

柑橘類の果物の食物繊維にも注目


赤ちゃんの便秘

柑橘類の果物には食物繊維も多く含まれています。
食物繊維というとゴボウなどの繊維質というイメージがありますが、
柑橘類に含まれる食物繊維は水溶性食物繊維と言って水分に溶ける食物繊維です。

ですから、果物の果肉でなく果汁を与えても食物繊維を摂取する事ができます。
赤ちゃんに限らず便秘解消には食物繊維が大きな働きをしますので、果汁を与える事はとても有効です。

原因としては、
・母乳やミルク以外のものを口にするので、腸内環境が変化する。
・必然的に母乳やミルクの量が減るので水分不足になる。
この2点が原因と言われています。

果汁はいつ頃からあげられる?

赤ちゃんに果汁を与えても良い時期は離乳食を始めた頃からと言われています。
あまり月齢が早いうちに果汁を与えてしまうとアレルギーの原因になると言われています。
ですから離乳食を始めるまでは母乳やミルク以外のものは必用ありません。
果汁の与え方ですが、離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんなら、
白湯で2〜3倍に薄めたものを30ml程与えましょう。
後は、工夫次第で離乳食に混ぜて与えても良いですね。